「ペットの火葬は公営と民営、どっちに頼めば良いんだろう?」
「公営火葬場と民営火葬場の違いは何なの?」
と、あなたがペットの火葬が初めての場合、ペットをどこで火葬するか悩まれているのではないでしょうか?
ペットの火葬場所は、「公営火葬場」と「民営火葬場」の2つあり、それぞれに違いがあります。
「民営だと悪徳業者が多いから、公営にお願いした方が良いよ」という意見もありますが、決して民営にお願いするのが危険というわけではありません。
民営の火葬場であれば遺骨を自宅に持ち帰ることができたり、豪華なセレモニーでお別れができたりなど、様々なメリットがありますよ。
実際に民営火葬場で火葬する人は多く、「納得のいくお見送りができた」という声が沢山あります。
本記事では、ペット葬儀について調査・勉強をしている僕が、公営火葬場と民営火葬場の違いをお伝えしていきますね。
目次
ペットの火葬場は公営と民営の2つがある
冒頭でお伝えしたように、ペットの火葬場には公営と民営があります。
公営とは、市区町村などの役所が運営している火葬場のことです。
各自治体に1つか2つほど、火葬場が設けられていることが多いです。
一方、民営火葬場は、民間が運営している火葬場のことで、全国に多数存在しています。
基本的にペット霊園(ペット専用の墓地)の中に火葬場が設けられていますよ。
地域にもよりますが、市区の中に3つ以上設けられていることが多いです。
ペットの火葬場①【公営火葬場の特徴】
公営火葬場の3つのメリット
- 民営よりも火葬料金が安い
- 運営母体がハッキリしているため安心できる。
- 葬儀を行わないため、所要時間が短い。
公営火葬場の5つのデメリット
- 一般廃棄物として火葬されることが多い。
- 個別火葬ができない可能性が高い。
- 遺骨を自宅に持ち帰れない可能性が高い。
- 営業時間が短い。
- 火葬場の数が少ない。
公営火葬場で火葬する場合は上記のようなメリット・デメリットがあります。
ひとつずつ解説していきますね。
公営火葬場で火葬する3つのメリット
①民営よりも火葬料金が安い
公営火葬場を選ぶ大きなメリットとして、火葬料金が安いことが挙げれます。
自治体によっても変わりますが、目安として500円〜5,000円ほどで火葬ができることがあります。
一方、民営火葬場の場合は、安くても5,000円以上かかります。
民営火葬場の火葬費用の相場を知りたい方は、こちらの記事をチェック
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ペットの火葬費用の相場はどれくらいなの?火葬プラン別に料金を紹介
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②運営母体がハッキリしているため安心できる
公営で火葬するもう一つの大きなメリットは、運営母体がハッキリしているため、悪徳業者の心配がいらないことです。
民間のペット葬儀社には一部に限り悪徳業者が存在していますが、公営火葬場は自治体が運営しているため悪徳業者の心配はいりません。
悪徳業者は火葬中に高額な金額の請求をしてくるなど、悪質な手口を行なってきます。
ペットの火葬で実際に起こったトラブル事例を知りたい方はコチラの記事をチェック
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【経験談あり】ペットの火葬ではどんなトラブルがある?対策は?
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③葬儀を行わないため所要時間が短い
公営火葬場で火葬する際は、遺体を預けて、あとは埋葬まで職員の方が行なってくれるので、飼い主さんの所要時間は短いです。
葬儀も行わないため、「忙しいから火葬だけを行なってほしい」という場合は、料金も安いので、公営火葬場が適しているかもしれません。
公営火葬場で火葬する5つのデメリット
①一般廃棄物として火葬されることが多い
公営火葬場で火葬をする最も大きなデメリットとして、ペットを一般廃棄物として火葬されてしまうことです。
一般的に地方自治体の公営火葬場で行うペット火葬は、「ゴミ処理」の延長のようなもので、供養ではなく処理という形で火葬が行われるのです。
遺骨も手元に戻ってこないことがほとんどです。
②個別火葬ができない可能性が高い
公営が行うペットの火葬方法は他のペットたちと一緒に火葬する合同火葬が多く、個別火葬ができる自治体は少ないです。
そのため、「ペットの遺体を個別で火葬してあげたい」とお考えの方は、自治体よりも民間業者にお願いする方が確実です。
③営業時間が短い
公営の火葬場は公共の運営時間に準じているため、土・日や祝日、年末年始、お盆期間などはお休みしていることが多いです。
もし予約がいっぱいの場合、希望する日時に火葬ができない可能性があります。
一方、民間のペット葬儀社は24時間365日受付対応されている業者も存在しているので、相談をしながら希望する日時を決めていくことができます。
ただ、公営の火葬場でも土日に火葬を受け付けている場所もあります。
自治体の火葬をお考えの場合は、自分の住む地域の自治体にお問い合わせをしてみましょうね。
④火葬場の数が少ない
民間が運営する火葬場は全国に多数ありますが、公営火葬場の数は多くありません。
一般的に自治体に1つか2つほどで、自治体によってはペット火葬を行なっていない場合もあります。
数が少ないと選択できる余地がなくなってしまうため、デメリットと言えるでしょう。
⑤自分の住む地域の公営火葬場しか利用できない
公営の火葬施設は、そこの地域に住む人でないと利用ができない場合が多いです。
自治体によっては市外や県外からの受け入れが可能な施設もありますが、僕が調べたところ、全体的にみてそのような施設は少ないです。
また、仮に市外の方が利用する場合、火葬料金も数千円上がることがほとんどです。
ペットの火葬場②【民営火葬場の特徴】
民営火葬場の4つのメリット
- 全国に多数あるため、選択肢が多い。
- 様々な雰囲気の火葬場がある。
- 業者によっては豪華なお見送りができる。
- 業者によっては移動火葬車で自宅前で火葬ができる。
民営火葬場の2つのデメリット
- 悪徳業者の存在が心配。
- 公営火葬場よりも火葬料金が高くなる。
民営火葬場では上記のようなメリット・デメリットがあります。
それぞれ詳しく解説していきますね。
民営火葬場で火葬する4つのメリット
①全国に多数あるため、選択肢が多い
民営火葬場は、公営火葬場と違って全国に多数あります。
そのため、数ある中から選ぶことができ、業者によってサービス内容が違うため、あなたに合うプランを選ぶことができます。
また、火葬場はペット霊園内に設けられていることが多いですが、ペット霊園は場所によって雰囲気が異なります。
ビル内にある霊園もあれば、山の中にある自然豊かな霊園もあったり、お寺の中に火葬場がある場合もあります。
選択肢が多いのは民営火葬場の大きなメリットと言えるでしょう。
ただ、火葬場が多い分、どのペット葬儀社に依頼したらいいか悩まれるかもしれません。
ペット葬儀社の選び方を知りたい方はこちら
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ペット火葬・葬儀社の選び方【あなたは何を基準にして選ぶ?】
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②業者によっては豪華なお見送りができる
業者によって霊園の雰囲気が異なることはお伝えしましたが、用意している火葬プランも異なります。
一般的な火葬プランは、「立ち会い個別火葬」、「一任(いちにん)個別火葬」、「合同火葬」の3つです。
ただ、業者によって特製の棺を用意していたり、自宅でお通夜ができるプランなど、独自の火葬プランを用意していますよ。
一般的な3つの火葬プランの特徴については、こちらの記事をご覧ください
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【ペットの火葬方法を徹底解説】どんな火葬プランがあるの?
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③業者によって移動火葬車で自宅前で火葬ができる
民間のペット火葬業者は、移動火葬というサービスを行なっている場合もあります。
移動火葬とは、火葬設備が整えられた車「火葬車」が、依頼者の自宅まで訪問してくれて、自宅前・思い出の場所で火葬を行うことができる火葬方法のことです。
移動火葬は、体が不自由でペット霊園まで行くことが難しい人や、移動手段がない人、忙しくて霊園まで行く時間がない人などに、おすすめの火葬方法ですよ。
移動火葬車について詳しく知りたい方はこちら
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④営業時間が長い
公営火葬場は、夕方(17時)までしか営業されていないことが多いですが、民営火葬場では24時間営業している場所もあります。
また、公営火葬場は土日が休みなこともありますが、民営火葬場は、年中無休で営業されている場所も多いです。
特に、先ほどお伝えした移動火葬車の場合は、24時間営業で深夜や早朝の火葬に対応していることがほとんどですよ。
民営火葬場で火葬する2つのデメリット
①悪徳業者の心配が必要
公営火葬場の場合は悪徳業者の心配はいりませんが、民営火葬場は数が多い分、中には悪徳業者も存在しています。
そのため、しっかりと下調べをして、口コミ・評判を確認してから依頼をすることが大切になります。
あなたが民営火葬場で火葬をお考えの場合は、ホームページで霊園の雰囲気を確認したり、実際に電話をして対応を窺ってから依頼をするようにしましょうね。
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ペット火葬・葬儀社の選び方【あなたは何を基準にして選ぶ?】
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②公営火葬場よりも火葬料金が高くなる
民営火葬場は業者によって火葬料金は変わりますが、基本的に安くても5,000円〜10,000円はかかります。
火葬料金はペットの体重が重いほど高くなるため、中型犬や大型犬の場合は3万円以上することもあります。
業者によって料金は変わりますが、公営火葬場に比べると火葬料金は高くなるので、予算を踏まえた上でどこで火葬をするか決めるようにしましょうね。
ペットの火葬を個別で行なってくれる公営施設もある
公営火葬場の場合、合同火葬しかできない場所が多いのですが、個別で火葬してくれる場所もあります。
ひとつずつ、ご紹介していきますね。
①横浜市戸塚斎場
神奈川県横浜市の「戸塚斎場」では、ペットの遺体を個別で火葬するか、合同で火葬するか選ぶことができます。
まずは戸塚斎場で行う個別火葬についてご説明します。
戸塚斎場の個別火葬
(出典:横浜市 公式ホームページ)
戸塚斎場の個別火葬の料金は上記のとおりです。
体重1kg未満の極小動物であれば10,000円で火葬ができ、体重25kg以上の大型犬の場合は30,000円で火葬ができるようですね。
戸塚斎場の個別火葬の良い面
- お骨を自宅に持ち帰ることができる。
- 火葬費用が民営の個別火葬よりも比較的安い。
戸塚斎場の個別火葬の注意点
- 遺体のお迎えサービスは行なっていない。
- ペットを納めた棺(段ボール)の外径が、長さ100cm、横幅60cm、高さ35cm以内であること。
- ペットと棺などの重さを含めた全ての重さが50kg未満であること。
個別火葬であれば、お骨を自宅に持ち帰ることができるメリットがあります。
また、僕は民営のペット葬儀社の火葬料金なども調べていますが、戸塚斎場の個別火葬料金は民営よりも比較的安いですよ。
火葬料金に骨壺代も含まれているようです。
ただ、戸塚斎場は個別火葬の場合、遺体を自宅まで引き取りに来てくれるサービスは行われていません。
「遺体を綿タオル等にくるんで、段ボール箱に遺体を納めて持ち込んでください」とのことです。
また、棺の代わりとなる段ボール箱は「防水のため箱の底にポリ袋等を敷くように」とのことなので、段ボールやポリ袋は用意するようにしましょうね。
戸塚斎場の個別火葬 その他の情報
- 事前予約が必要(火葬日の2開場日前から火葬の予約受付可能)
- 火葬受付時間は、戸塚斎場の開場日の8時45分から17時まで。
- 支払方法は、現金払いのみ。
- 15キログラム未満のペットの場合、9時、10時、11時、12時の各時間について2体ずつ火葬枠を用意。
- 15キログラム以上50キログラム未満のペットの場合、13時に1体のみ火葬枠を用意。
- ペットちゃん1体あたりの火葬時間は、目安として30分から80分程度。
- 火葬当日は、火葬予約時間の10分前に戸塚斎場の小動物棟事務室に行くこと。
戸塚斎場の合同火葬
(出典:横浜市 公式ホームページ)
合同火葬の場合、ペットの体重によって火葬料金は変わらず、直接持ち込む場合は3,000円です。
戸塚斎場の合同火葬の良い面
- 火葬料金が個別火葬よりも格段に安い。
- 希望をすれば遺体を迎えに来てくれる(火葬料金が高くなるので注意)
- 事前予約が不要。
戸塚斎場の合同火葬の注意点
- 火葬後の遺骨は共同埋蔵施設に埋蔵されるため、遺骨は持ち帰ることができない。
- ペットを納めた棺(段ボール)の外径が、長さ100cm、横幅60cm、高さ35cm以内であること。
- ペットの重さに加えて、棺等の重さも含めた全ての重さが、50キログラム未満であること。
戸塚斎場の合同火葬は事前予約が不要で、持ち込み受付時間中(9時から15時)に遺体を持ち込めば火葬を行なってくれます。
また、料金も安いため「費用を抑えたい」という場合は合同火葬がオススメと言えるでしょう。
合同火葬の場合は、遺体を自宅まで引き取りに来てくれるサービスも行なっているので、火葬場まで遺体を持ち運べない方も合同火葬は適しているかと思います。
ただ、合同火葬では、遺体を引き渡したら、スタッフさんが火葬から埋蔵まで全て行うため、飼い主さんは「遺体を引き渡して終了」ということになります。
遺骨も自宅に持ち帰ることができず、少しあっさりとしたお別れになる可能性があるので、事前に自宅でお別れを済ませておきましょう。
戸塚斎場の合同火葬 その他の情報
- 火葬後の遺骨は、一般社団法人横浜ペット霊園協会が管理・運営する共同埋蔵施設に埋蔵となる。
- お支払いは現金のみ。
- 遺体の持ち込み受付時間は、戸塚斎場開場日の9時から15時まで。
- 遺体の引き取りは、資源循環局事務所で受付をする(電話での事前予約が必要)。
- 遺体の引き取りは、月曜日から土曜日までの8時から16時45分まで。
- 15キログラム未満のペットの場合、9時、10時、11時、12時の各時間について2体ずつ火葬枠を用意。
- 15キログラム以上50キログラム未満のペットの場合、13時に1体のみ火葬枠を用意。
- ペットちゃん1体あたりの火葬時間は、目安として30分から80分程度。
- 火葬当日は、火葬予約時間の10分前に戸塚斎場の小動物棟事務室に行くこと。
戸塚斎場をご利用した人の口コミ
戸塚斎場をご利用した人の口コミがありましたので、ご紹介しますね。
飼っていた文鳥を亡くしたので、戸塚斎場で個別火葬をお願いしました。
私の飼っていた文鳥は20gに満たないのでお骨が残るか心配でしたが、綺麗に残りました。
火葬料金は骨壺込みで1万円でした。
スタッフさんの対応は可もなく不可もなくでしたが、お骨が帰って来てくれたので満足しています。
愛猫を合同火葬しました。
愛猫が亡くなり、火葬場を探していたところ、横浜市民のみ利用できる戸塚斎場を見つけ、火葬をお願いしました。
私は、お金をあまりかけられなかったことや、他の子達と一緒に納骨をしたほうが愛猫も賑やかに過ごせると思い、合同火葬にしました。
「業務的な受け渡しだけで終わるのかな」と少し寂しく考えていましたが、受付で料金をお支払いした後は「告別室」という部屋でお焼香をさせてくれました。
職員の方も納棺師のような姿、立ち振る舞い、言動で「とてもよくしてもらえたなぁ」と大満足のお別れができました。
戸塚斎場 まとめ
戸塚斎場でペットを火葬された人の口コミを調べると、満足されている人が多くいらっしゃいました。
合同火葬でもちゃんとお別れの部屋があるようで、お焼香もさせてもらえるようですね。
ちなみに、上記で紹介した以外の口コミを参考にすると、戸塚斎場は建物は少し古いようですが、掃除がしっかりと行き届いており、質素な落ち着く雰囲気のようですよ。
戸塚斎場はこんな人におすすめ
- 「公営の火葬場の方が安心」とお考えの人。
- 戸塚斎場までのアクセスが良い人。
- 質素な雰囲気の場所でお見送りをしたい人。
戸塚斎場はこんな人には不向き
- 戸塚斎場までのアクセスが悪い人。
- 多少料金がかかってもいいから豪華なセレモニーを行ってお別れをしたい人。
あなたが横浜市在住で、火葬場までのアクセスも悪くない場合は戸塚斎場はオススメです。
ただ、戸塚斎場では個別火葬の場合、遺体のお迎えサービスを行なっていません。
「車がないから、できれば自宅まで迎えに来て欲しい」という場合は、民営のペット葬儀社がオススメですよ。
また、民営の火葬場であれば、業者によっては独自の火葬プランが用意されており、豪華なお見送りをすることが可能です。
横浜市では沢山の民営のペット葬儀社があり、その中には評判の良い業者もあります。
ペットが亡くなるとショックのあまり冷静になれないかと思いますが、後悔をしないためにも、公営と民営のそれぞれの良さを把握した上で、「どこで依頼をするか?」を決めるようにしましょうね。
少しでもあなたのご参考になれば幸いです🔽
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②仙台市ペット斎場
(出典:仙台市 公式ホームページ)
仙台市のペット斎場でも個別火葬と合同火葬を選ぶことができ、希望をすれば返骨も可能です。
注意点は以下のようなことが挙げられます。
仙台市ペット斎場の注意点
- 仙台市外にお住まいの方は利用できない。
- 一人で遺体を抱え上げる程度の大きさまでしか火葬できない。
③川越市斎場
(出典:川越市 公式ホームページ)
埼玉県川越市にあるペット斎場では個別火葬のみに対応しており、市内だけでなく市外の方でもご利用できます。
注意点には以下のようなことが挙げられます。
川越市ペット斎場の注意点
- ペットの遺体と棺を合わせて60kg未満であること。
- 当日予約は受付できない。
ちなみに、埼玉県には「評判の良い民営のペット葬儀社」がいくつかあります。
こちらの記事では埼玉県にあるおすすめのペット葬儀社をご紹介しているので、ご参考にしてください🔽
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ペットの火葬で公営火葬場を利用した方の口コミ
ここからは、ペットの火葬を公営で行なった方の口コミをご紹介していきますね。
良い口コミと悪い口コミの両方をお伝えしていきます。
良い口コミ
岐阜県揖斐広域斎
手厚く送ってあげたいという方はペット専用の葬儀社もいいかもしれませんが、費用のことを考えるとなかなか難しいものがあります。
公共の施設なので特別なサービスといったものはありませんが、親切に対応していただけますし、火葬にされた後は福井の方のお寺で供養しますといわれ、お参りに行けるよう案内の紙もくださいます。
私は公共の施設でもきちんとやっていただけたのでありがたく思いました。
(口コミ引用元:ペット葬儀マップ)
岩手県仙台市ペット斎場
スタッフは非常に淡々と業務をこなしている様子でした。
でも利用者の気持ちを汲んでくれて、最後まで丁寧に扱ってくれていました。
施設は市営なのでそれなりです。骨壺を選べるサービスがありました。料金は市営ということもあり、格安でした。
うちの子は7キロだったので、6000円程でした。
(口コミ引用元:https://bit.ly/2W8cSqz)
悪い口コミ
秋田県大館市ペット霊園
本日利用しました。亡くなっているとはいえ、乱暴に扱われ悲しく、腹が立ちました。
この霊園以外に、ペット霊園が無いので尚更悲しいです。
(口コミ引用元:ペット葬儀マップ)[/st-mybox]
千葉県八富成田斎場
市営ということで安心して火葬をお願いしましたがいざ、行ってみると焼却炉と小さな建物しかありませんでした。
八富斎場を使って葬儀ができるかと思っていたので正直、もっと場所を選べばよかったなと思います。
値段は安かったので助かりましたが、やはり葬儀などたった一度しかないものはお金ではなく、自分が本当に満足できる場所じゃないといけなかったなと痛感しました。
ただお骨はしっかりと残ったので良かったです。
(口コミ引用元:ペット葬儀マップ)
ペットの火葬で民営火葬場を利用した方の口コミ
ここからは、民営火葬場を利用した方の口コミをご紹介していきますね。
良い口コミ
大森ペット霊堂(東京)
13年前先代の柴犬ターボの時にお世話になり「お願いして良かった」と思っていたので今回すもものお見送りもお願いしました。
数時間前依頼という急な対応もして頂き、丁寧でもあり、優しさも感じました。どうもありがとうございましたm(_ _)m。
(口コミ引用元:ペット葬儀マップ)
洛西ペット葬儀社(京都)
家で初めて亡くなった猫ちゃんの葬儀を頼んだのですが、立ち合いが出来たり、個別に火葬していただいたり、お経を唱えていただいたりなど・・・私の望んでいた通りでした。
とても感謝しています。ありがとうございました。
(口コミ引用元:ペット葬儀マップ)
悪い口コミ
あいゆう倶楽部(神奈川県)
家族葬を希望して、お願いしました。
突然の訃報だったので、金額、入れて良いもの、を聞き本日来ましたが、写真が必要とは聞いておらず、また葬儀の読経もなく、火葬場も狭いとの理由で立ち会えず、ひたすら別室で待っています。
これで36000円!どうなんでしょうか?
(口コミ引用元:ペット葬儀マップ)
立花ペット霊園(福岡県)
職員の対応が不信感を煽りました。
祭壇のお供物がひっくり返って遺骨に持たれかかっていたり、焼香台の上が散らかっていたのには驚きました。
利用しましたが、後悔しました。
(口コミ引用元:ペット葬儀マップ)
公営と民営、どっちがいいの?
飼い主さんの希望に合う方を選ぶことが大切
公営も民営も、良い口コミもあれば悪い口コミもあります。
どちらも、親切な対応をしていただけることもある一方、スタッフによっては雑に扱われてしまうこともあるようです。
たとえ同じ火葬場でも、スタッフ次第では対応が変わってしまいます。
そのため、公営にしても民営にしても、依頼をする場合は、事前に口コミ・評判の確認は必須です。
そして、公営に頼むか民間に頼むか、どちらが良いのか?というと、「飼い主さんの希望に合う方を選ぶことが大切」ということになります。
公営にも民営にもそれぞれにメリット・デメリットがあるからです。
公営には「費用が安い」、「安心感がある」などのメリットがあり、民営には「お骨を自分達で拾える」、「しっかりとペットのことを考えて供養してくれる」などのメリットがあります。
そのため、あなたが「何を優先するか?」によって火葬場所は変わるでしょう。
「アクセスの良さ」や「火葬費用」「営業時間」「遺体のお迎えサービス」などを踏まえて「どちらで火葬するか?」を選んでいきましょう。
個人的には丁寧にお見送りをしてくれる民営の火葬場がおすすめ
ちなみに、僕はペットの火葬をされた方々に実際にお話を聞いていますが、全体的に見ると、民営のペット葬儀社に依頼している人が多いですよ。
僕も、個人的には民営火葬場がおすすめと思っています。
火葬はたった一度しかできないので、多少料金を払ってでもいいから、しっかりと葬儀をすることで「後悔のないお見送りができる」と思っているからです。
公営火葬場でも丁寧に火葬してくれる場所があるようですが、そのような場所は少ないです。
民営のペット葬儀社であれば、業務的ではなくペットのことを真剣に考えて葬儀を行ってくれます。
そのため、「民営と公営のどちらが良いか?」となると、丁寧にペットのお見送りをサポートしてくれる民営のペット葬儀社が良いかと思います。
ただ、お伝えしたように、悪徳業者が一部存在しているため事前に口コミを調べておき、誠実な対応をしてくれる葬儀社に依頼をすることが大切ですよ。
こちらの記事では、ペットの火葬でトラブルにならないために必要な対策をお書きしているのでご覧いただければと思います🔽
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公営がおすすめな方・民営がおすすめな方【まとめ】
公営火葬がおすすめな方
- なるべく費用を安く抑えたい方。
- 「火葬に立ち会わず、自分たちでお骨を拾わなくても良い」とお考えの方。
- 悪徳業者の心配をせず、安心してペットのお見送りをしたい方。
民間業者がおすすめな方
- 多少費用がかかっても、しっかりと供養してあげたい方。
- 火葬に立ち会って、自分たちでお骨を拾いたい方。
- 土日に火葬を行いたい方。
- 忙しいため、深夜や早朝の火葬を希望する方(移動火葬)
- 自宅前や思い出の場所での火葬を希望の方(移動火葬)
民間業者だと丁寧にペットの遺体を扱ってくれて、「立ち会い個別火葬プラン」という、個別の火葬で立ち会いやお骨拾いができるプランがあります。
また、火葬設備のある車(火葬車)が自宅に訪問し、その場で火葬をしてくれる「移動火葬」という方法も選ぶことができます。
移動火葬であれば、深夜や早朝での火葬ができる業者が多く、忙しくて時間を作れない方におすすめな火葬方法です。
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公営火葬場で依頼する流れ
- 市役所のホームページに掲載されている番号に電話し、火葬予約
- 予約日に公営火葬場へ
- 火葬
- 提携先の寺院へ共同埋葬
民営火葬場に依頼する流れ
- ペット火葬業者へ電話し、火葬予約をする
- 予約日にペット霊園へ
- 葬儀・火葬
- 遺骨を持ち帰る or 墓地や納骨堂に埋葬・納骨
最後に
今回は公営火葬場と民営火葬場の違いについて、ご紹介をしました。
それぞれにメリット・デメリットがあるので、しっかりと理解して、あなたに合う火葬場所を選ぶようにしましょう。
僕がおすすめするのは、しっかりと葬儀をして、後悔のないお見送りができる民営火葬場です。
自治体は安心感はありますが、やはり民営に比べると業務的な対応になることがあり、淡々としたお別れになる可能性が高いからです。
「料金も安いし、丁寧に火葬してもらえたから公営火葬場の方が良いよ」という声もありますが、一度きりのお見送りは、雰囲気が良く、ペットのことを考えて供養をしてくれる民営のペット葬儀社が良いかと思います。
今回ご紹介したことが、ペットの火葬場所でお悩みのあなたの、少しでもお役に立てれば幸いです。
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文鳥を個別火葬しました。